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母と私(4)あの子とわたしと私の子供と

!!注意!!CAUTION!!注意!!
※親に対する恨みつらみと偏見が山盛りです。
※ざっくり言うと毒親の話です。

前回の記事の続きです。


妊娠が分かったのが、2015年の10月7日。検査薬がうっすら陽性。
今の夫とはまだ交際状態で、結婚に向けた同棲のため引っ越した矢先の出来事でした。
今思えば引越しのためにせっせこ荷物を運んでいるときに、やけに体が熱っぽかったな、でもしんどくないし動けるから大丈夫でしょ、なんて思っていました。どうやら結構早くから兆候が出ていたようです。

どうしよう。どうしよう。どうすればいい?
妊娠検査薬片手に連絡を取ったのは、当時同じ職場で働いていたシングルマザー。
職場でも仲の良い方には、自分の境遇をある程度話していたけれど、その中でも子供を育てているのは彼女だけでした。

彼女はこう言いました。

「家のことも病気のことも色々あると思うし、引っ越したばかりで不安もあるよね。
でも、あなた自身はどうしたいの?
私もさんざん悩んだけれど、やっぱり子供を育てたかったから産んだ。
20数年育てなきゃならないし、自分にも子供にも何が起こるか分からないけれど、それでも子供が欲しかった。
離婚して働きながら子供を見るのは大変だし、これからどうなるかもわからない。
もしかしたらあなたも同じような経験をするかもしれないし、幸せになれるかもしれない。
でも、自分の気持ちを、悲しい形で曲げるようなことはしてほしくはないな」

彼女は2人のきょうだいを育てていますが、第2子妊娠中から離婚を考え、出産後に離婚が成立した方。
(今は良い人に巡り合えて再婚し3児のママになっています)

それを知っていたからこそ、彼女の言葉には重みがありました。

 

いろんな人と話し合って、悩んで、産む直前まで悩んで。

入院したり仕事していたりといろいろあるけれど、今、私は生きています。もちもちほっぺの子供と一緒に。時々夫も一緒に。

子供を守るため、自分を守るため…

こうやってブログを書いている今でも、いったい「母親」がどんなものか、分かっていません。
理想の母親像はあるけれど、理想と現実の乖離が激しすぎて、あくまで理想だ、と強く思っているからというのもあると思います。

まあそもそも、「お母さん」「ママ」って感じのキャラでもなければ、今をときめくキラキラ女子!って感じでもないから、ブログタイトルにも「かあちゃん」が入っていたりします。(笑)


 

時期は前後しますが、私は冬が近くなると必ず思い出す出来事があります。

私はあるサイトを通じて、とある女の子と知り合いました。中学生のかわいらしい女の子です。
女の子の母親はかなり女の子に厳しく接しており、成績が下がったりテストの点数が落ちるたびに、身体的な、もしくは精神的な罰を与える母親でした。
そんな女の子はインターネットを心の拠り所にしていたけれど、何かあればパソコンやスマートフォンを取り上げられ、壊され…

11月の冷え込んだ朝方、スマホを片手に、マンションの廊下から。
ちょっとしたニュースにもなりました。

当初は学校でのいじめを中心に捜査が行われましたが学校内での問題は見つからず、また家庭内も「問題なし」とされ、それ以降彼女の話を聞くことはありませんでした。

 

誰にでも、ふと消えてしまいたくなる瞬間はあると思います。
自分もそうだし、ほかの人にもきっとある。
だけど、当時徐々に追い詰められていくあの子の姿は、あまりにも残酷だった。
まだ中学生だったあの子が生きられなかった時間を、楽しく過ごせるはずだった人生を奪ったのは、見栄のために子供の教育に力を入れ続けた彼女の家族でした。

 

あの子と、わたし。
SOSを出し続けていたのにそれを家族に相手にされなかった、助けられなかったあの子のことを、私は今でも後悔しています。

もうすぐ季節は秋から冬に向かおうとしています。
今年もあの子の命日には手を合わせるし、きっとどこか違う場所で手を合わせている同志もいるかもしれない。

すべての子供が、家族からの愛をめいいっぱい受け止められる、たくさんの愛を受け入れられる、そんな世界になりますように…

 


きっと私は、自分が母親と呼んでいた人のことを、母親という立場でふんぞり返る人たちのことを、この先も理解することはないと思います。
その人たちと私は、きっと相容れることはないから。

だけど自分の子供には、私が思う、私らしい「かあちゃん」像でこれからも接していきたいと思っています。
どれが答えかなんて分からないけれど、模範解答なんてものもないけれど、私らしく。

 

長い長い自分語りとなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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