こんにちは、潰瘍性大腸炎かあちゃんです。
IBDでもさまざまな分野で活躍されている方にお話を伺い紹介していこうと思いまして、アクセサリーや雑貨を製作し販売されているatelierlithosのノリタカ氏についてご紹介したいと思います。
潰瘍性大腸炎を罹患したのち大腸全摘出、国家資格の取得、療養、そしてハンドメイドアクセサリー。
多彩な才能をwebに革細工にレジンにとどんどん開花させているatelierlithosの魅力と、病気を患いながら仕事をすることについてお話を伺って来ました。
「atelierlithos」とは?
atelierlithos(アトリエリトス)とは、ノリタカ氏とヒナミヤユエさんのおふたりで構成されたクリエイターグループ。夫婦でレジンや革を用いた雑貨やアクセサリーを製作・販売する傍ら、イラストを描きTシャツやLINEクリエイターズスタンプなども手広くプロデュースしていらっしゃいます。
おふたりのプロフィールをホームページから引用させていただきました。
旦那さま…ノリタカ氏( Twitter@noritaka_lark )
30代前半、小さな頃から物作り大好き。10代で指定難病である「潰瘍性大腸炎」を罹患、2年間の投薬治療の後、大腸全摘オペ。その後、国家資格である義肢装具士の資格を取得し、義肢装具士として働く。しかし激務により双極性障害を発症、療養しながら元同僚に誘われオーダーメイド靴店を立ち上げ(サポート)、その後靴店を卒業し、現在は障害者枠にてwebデザインなどに携わりながら、趣味としてハンドメイドに没頭しながら今に至る。
(引用:アトリエリトス – ノリタカ氏とヒナミヤユエ より)
奥さま…ヒナミヤ ユエさん( Twitter@bn31552672 )
20代後半 福岡出身 甘いものと猫をこよなく愛する。高校1年の時に卵巣嚢腫により右側の卵巣を全摘手術。美容専門学校を卒業後、5年間美容師として県内のサロンに勤務するも職業病の手荒れの悪化とそれに伴うステロイドの副作用でドクターストップ。退職と同時期に結婚、引越しを経験し、2017年末に左側の卵巣にも嚢腫が発覚、ホルモン治療を3ヶ月行った後に2018年4月に嚢腫の摘出オペ。5月から美容業界にて勤務。ノリタカ氏と同じくモノづくりやイラストを趣味として2年ほど前からハンドメイドアクセサリーの創作活動を開始し現在に至る。
(引用:アトリエリトス – ノリタカ氏とヒナミヤユエ より)
うひゃー!かっこいい!かわいい!アカンこれは推せる!
そんな美男美女で雑貨を製作しているアトリエリトス。旦那さまであるノリタカ氏にお話を伺いました。
作品の傾向はどんなもの?
革製品は、オーダーメイド靴店の経験を活かしミシンと手縫いを織り交ぜつつ、無骨さと上品さを兼ね備えた作品づくりを意識しています。
おすすめ作品を教えて!
まずは「IBDキーホルダー」!受注生産になってしまいますが、多数の方にお買い求めいただいています。
シンプルなフォントデザインでさりげなく使うことができると思います。バッグに、ポーチに、鍵にと普段使いのアイテムにどうぞ。
I♡BDキーホルダー | ハンドメイドマーケット minne
また、「タイムボトル」や「アクアボトル」は、ガラス管の中にその一瞬を封じ込めたペンダントトップになっています。写真は、フローライトと呼ばれる宝石を閉じ込めた青色がさわやかなアクアボトルです。
気泡もまたデザインとして楽しめる、きらきら輝くアクセサリーです。
蛍石のアクアボトル | ハンドメイドマーケット minne
革製品では「ヌメ革の長サイフ」ですね。ヌメ革とは、原革をほとんど加工せずタンニンでなめし製品に仕立てたものです。革の中でも一番革らしい風合いを出してくれます。写真ではベージュに近い色合いですが、使っていくうちに日光などが当たって色が濃くなり、革製品の荘厳な雰囲気のあるお財布になっていきます。
革の手入れは大変そう…と思うかもしれませんが、手入れについてアドバイスすることもできますので購入の際はお気軽にお問い合わせください。
縫合する際にミシンと手縫いを織り交ぜた、丈夫な作りでもその柔らかさを活かした製品にしました。ひと針ひと針、丁寧に仕上げています。
【受注生産】しっかりヌメ革長ザイフ | ハンドメイドマーケット minne
IBDと仕事について
潰瘍性大腸炎で大腸全摘出した僕にとって、クリエイター業は「病気によって失ってしまった自分自身」と「自信」を取り戻すための最大の武器なんだと思います。
小さな頃から自分は何を軸に生きていたか、それを思い出すチャンスでもあったのかなあと、一番つらい時期を通り抜けた今だからこそそう思います。
これからの「atelierlithos」
今はminneやSUZURIを中心にアイテムの販売を行っていますが、ゆくゆくはネットショップ・ワークショップを開業してみたいと思っています。同じように闘病されているクリエイターさん達と繋がって、マーケットのようなこともやってみたいですね。
自分に限界はない。難しいことだって取り組める。まだまだ人生には色んな可能性を秘めています。
作品を通じて、闘っている方々の励みになればと思っています。
きらきらと輝くアクセサリー。仕事や病気で苦しい思いをしたからこそ、繊細でどこかノスタルジックな雰囲気を表現できているのかもしれませんね。
どんどん世界を拡げていくatelierlithos、これからもご夫婦から目が離せません!
atelierlithos公式ホームページ
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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