こんにちは、潰瘍性大腸炎かあちゃんです。
入院中に栄養士さんから栄養指導を受けることが出来るので、昨日受けてきました。
終始和やかに雑談しつつ話してきました~。
これは食べていいの?よくないの?と境界があやふやだったものもあったので、自分的には大収穫!
というわけで、ざっくりまとめてみますねー。
(2017/7/30 ちょこっとわかりやすく追記しました)
(2020/5/10 見やすくレイアウトを変更したり、文章を追加したりしました)
主食
- 白米、お粥…◎
- 卵雑炊とか美味しいよね~
- うどん、そうめんなど…○
- ただし油を使って製麺している場合もあるので、気になるなら無添加麺や無かん水麺を使うこと
POINT 無かん水麺とは
「かん水」という調味料が入っていない麺のこと。かん水は中華めんなどに使われており、かん水に含まれるアルカリ性の水溶液と小麦粉の成分が融合して麺のコシや柔らかさが生まれる。たまーにうどん麺とかにも入ってるから、気になるんなら無かん水麺を使うのが一番いいと思うよ。
- 食パン、ロールパン、フランスパンなど…○
- 脂質に気をつけながら食べましょう
- そば、中華麺など…△
- あんまりよくないかな~
- 玄米、雑穀米など…△
- 食物繊維が多いため
- パスタ、マカロニなど…△
- 柔らかめに湯がいて!
- クロワッサン、惣菜パン、デニッシュ…△
- バターなどが含まれているので控えめに
- 「白い麺はよい、色がついている麺は控えて」と仰ってました。なるほど、分かりやすい。
野菜
✱野菜
- ほうれん草…△
- 鉄分を多く含むがシュウ酸も多く含み消化不良や結石の原因になりやすい。とは言え多量摂取しなければよいので、ほうれん草の葉先でおひたしを少しだけならOK
- ごぼう、たけのこ、ふき、れんこんなど繊維質な野菜…△
- 旬なものだし歯ごたえが良いので食べたい気持ちは分かるが、食物繊維が多い。例えば炊き込みご飯にごぼうのみじん切りを少し入れるくらいならOK
- 大根、にんじん、たまねぎなどの繊維質でない野菜…○
- しっかり食べてね~
- 白菜、キャベツ、水菜などの葉物野菜…△
- 葉先を煮込んで少しだけ、という食べ方ならOK。ほうれん草同様に、茎は避けるか家族に食べさせよう
- さつまいも、じゃがいも、かぼちゃなどの芋類…○
- 糖質摂取という点ではとても良いが、腸の中で発酵し刺激を与えてしまう。小鉢のおかずくらいなら大丈夫
- トマトなどの皮や種がある野菜…△
- 皮や種は消化されない。できるなら湯剝きトマトにして調理して
果物
- すいか、メロン、ぶどうなど…△
- お腹の中で発酵して腸に刺激を与えてしまう。美味しいけど、少しだけね
- バナナ、りんご、もも…◎
- 美味しく食べられる。
- 柑橘類…△
- 柑橘類の薄皮が消化に悪い。人によっては柑橘類自体がだめだったりする。
- みかん缶なら薄皮剥けてるし美味しいので○
- ももの繊維が気になる方は、ミキサーにかけてスムージー的な感じにするのがかーちゃん的におすすめ。
- ジューサーを買ってきて絞り出すのもいいし、ミキサーかけたやつをガーゼや茶こしで漉してもいいと思います。
- バナナは豆腐と共にホットケーキミックスにぶち込んで焼いても美味しいし(バナナ2本豆腐とHM150gずつくらい)、トーストにりんごジャム乗せてもいいよね。
大豆製品
✱大豆製品
- 大豆…△
- 薄皮がちょっと厄介かな~
- 豆腐、厚揚げ豆腐など、加工品…◎
- タンパク源で消化が良い。よく噛んで食べて
- 豆乳…△
- 無調整豆乳などは脂質に注意。出来るなら低脂肪の豆乳を
乳製品
- 牛乳など、乳糖を多く含むもの…△
- 牛乳でよくお腹を下す乳糖不耐症の人は不向きではない。飲むなら無脂肪や低脂肪のものを
- ヨーグルト…○
- なるべく低脂肪を心がけ、多量摂取はしない。乳酸菌摂取に丁度良い
- チーズ…×
- 種類にもよるが脂質たっぷり。再燃期は控えるべし
肉類・魚類
- 肉はなるべく油の少ない赤身やむね肉などを使う。脂や鶏皮など、取り除けるなら取り除いて使ったほうが無難。
- 鶏皮は集めて冷凍しておいて、数が増えてきたらカリカリに焼くとお酒のつまみになる
- 魚は白身魚おすすめ!
- 青魚は体にいいものが含まれているが、切身1枚を食べるのは多いかも。
- 肉や魚、大豆製品などのタンパク源は、1食60~70gを目安に摂取しよう。
- 大きさが分からない時は、「手のひらの半分くらい」を基準に考えるといいみたい。分かりやすい!
- 焼く時はテフロン加工のフライパンを使うと焦げ付きにくい。
その他
- きのこ類、海藻類、こんにゃくなど…△
- 基本的に消化にあまりよくない。が、海苔の佃煮はクタクタに煮込んであるので少量ならOK
- きのこもみじん切りにして和風あんかけにして使うなど、寛解期に工夫して食べてみよう
- かあちゃんオススメは、しいたけやしめじなどをみじん切りにしてひたひたの水で茹でて、茹で汁こと製氷皿でキューブにしちゃう「きのこキューブ」。離乳食でよく使ってました。
- きのこ多めのところを使ってハンバーグに混ぜ込んでもおいしいし、茹で汁多めのところであんかけ作ったりとアレンジ効きますよ~。
- ひじき…△
鉄分補給に良いが、よく噛んで食べないと消化によくないので△ - お菓子…△
- 基本的に控えるべき
- ココアやチョコレートはほうれん草と同様シュウ酸を含むので、消化不良や結石の原因になりやすい
- そもそもチョコレート製品は脂質たっぷりなので気を付けて
- ゼリー…〇
- フルーツ入りのゼリーは美味しいよね!市販のやつでもいいし、作っても美味しいよ~。
番外編
お粥に飽きてしまったら、番茶を濃く出して炊いた「茶粥」がおすすめ
生米からでもご飯からでも簡単に作れる。
IBD向けのレトルト商品通販で「まんぞく君」というサイトがあるらしい
(スマホの速度制限かかってて見れなかった…orz)
どーーーーしてもカレーが食べたい人はそこで買ってみるのもいいけど、味は…「うん、まあ、うん。IBD向けだよね」という感じらしい。
以上、長くなりましたがこんな感じでした~。
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